兵庫県 宍粟市 万ヶ谷の滝

◆ 滝の説明
宍粟市の道の駅「はが」と引原ダムの間、国道29号線沿いのそうめん滝の上流1km弱の渓谷が万ケ谷です。万ヶ谷の滝はこの谷にかかる滝で、そうめん滝を一の滝とすれば、250m先に二の滝が、最奥に三の滝があります。この渓谷にはそのほかにも落差10m弱の小滝がいくつかあります。

二の滝は三段の滝で落差30〜50mといわれています、下から見上げると最下段しか確認できないので25mくらいの落差に見えます。 三の滝は落差15〜20mの直瀑です。


◆ 備 考
アプローチは沢登ルートと左岸巻きルートがあります。どちらも相当のスキルがなくては危険極まりない谷です。

そうめん滝

2017.9.14

 

二の滝

2017.9.14

 

三の滝

同行の友人から提供を受ける 2017.9.14

 

万ヶ谷へのアクセス

宍粟市の国道29号線を北上すると、道の駅「はが」と引原ダムの間の国道沿いにそうめん滝がある。この滝のすぐ北の左にある日ノ原浄化センターのとなりのゲートボール場の駐車場に車を停めた。沢登でなく巻き道ルートはそうめん滝の左岸の踏み後から入山する。20分弱で二の滝に到着できる。

ここから三の滝へは、かなり危険なルートになる。 まずは左岸側を標高差50m以上高巻けばいいのですが、踏み跡は不明瞭な上に一歩間違えば大怪我必至の場所が連続します。三の滝手前の最後の高度差50〜60mくらいの登りは崖のような急斜面になります。本当に危険です。
帰りは同じ道を通るより、三の滝の滝の上まで登って、一般道を歩いて戻るほうが安全です。

所要時間に関しては、あまりあてにしないで下さい。体力・スキルの他、私たちは気の済むまで写真を撮っておりますので、どうしても時間はかかります。

兵庫県の滝マップ

◆ 行動日付:2017年9月14日
リンゴが特産の宍粟市波賀町。道の駅「はが」のシンボルはでっかいリンゴ。
ゲートボール場の傍の駐車エリア。
国道沿いのそうめん滝。水量は中の上、決して少なくはない。左岸側から入山し、谷に沿って少し高度を保って踏み跡を歩いていく。
道なりに進むと沢に出る。沢幅は広いが、両斜面はかなり急峻。
20分弱で、正面の右から落ちてきている二の滝に出会う。
ずぶ濡れ覚悟なら沢登も出来るが、撮影機材を背負っての沢登はできれば避けたい。
ということで、左岸を巻くのだが、ルートが分らないうえに傾斜が激しい、ということで慎重になるしかない。滝から少し戻って右側から落ちてきているガレた枯れ沢を登るか、自分で九十九折れルートを探すか。枯れ沢にはロープが垂れていたが、これを直登するのはロープは古い上に足場は滑って危険。というか安全で明瞭なルートはない。
尾根まで登ると、所々にかすかな踏み跡があった。さらに高度を上げるかトラバースするかの選択になる。落差30mくらいある絶壁の傍を恐る恐るトラバース。こんなのが2〜3箇所、滑り落ちると命の保証はない。
危険箇所を越えるとやや緩斜面の植林帯のトラバースになる。はるか下方に見える沢までは、一見50mくらいはありそう。二の滝の落差が30mあるとすれば、標高差80mを高巻いたことになる。
高度を保ったまま左岸をそのままトラバースするもよし、開けた沢に降りるもよし。往路は一旦沢に降りて右岸に迂回して再び左岸に戻ったが、帰路は左岸だけを利用した。
沢に降りてみた。
この辺りは沢靴だったらジャブジャブ歩いていけそうな感じ。
向かって左の岩は登れますが、この辺りは一旦右岸に渡って歩いたような気がする。
左岸に戻って登りはじめると、苔の岩がゴロゴロしていた。
次第に、登る傾斜も谷への傾斜もかなり急になり、足元は不安定に。三の滝に向かうとさらに急峻になる。
左の谷を見下ろしてみるとすごい傾斜。でも登るだけなら、沢の岩登りのほうがいいかも。
急斜面の木に抱きついて大休憩をとっていると、足が攣って動かなくなってしまった。生あくびが出て、気分が悪くなって吐き気を催し、水もなくなり、体調も悪くなってきた(熱中症かも)ので、三の滝を前にギブアップ。歩いてきたルート戻ることを考えると、救助要請も頭をよぎった。

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