岡山県 吉備中央町 地蔵滝

◆ 滝の説明
地蔵滝は吉備中央町(旧加茂川町)の水谷川の南からの支流に架かる滝で、水谷往来沿いに落ちてきています。最下段の本滝のほかに、上流に上の滝、さらに上流にも滝があります。本滝の落差は18m、上の滝の落差は15m、さらに上流の滝の落差は12m(二段)です。本滝のそばには地蔵様が祭られているので、この名前がついたものと思われます。


◆ 備 考
この滝は、古くは旭川の港であった水谷集落と上流の舟ヶ乢とを繋ぐ物資を運搬する道(水谷往来)の途中にある。
「水谷往来」は、旭川ダムが完成して水谷集落が水没してしまってからは利用者がない「古道」となってしまっています。古の道と聞いていたのでもっと酷く荒れた道かと思ったら、途中までは四輪車でも通れるレベルの林道です。そこから先は古の面影は残しているものの、十分な道幅があり、個人的には一般の散策に耐えうる道だと思いました。

地蔵滝 本滝

2017.4.3

地蔵滝 上の滝

2017.4.3

地蔵滝 最上流の滝

2017.4.3

 

地蔵滝へのアクセス

建部町富沢の県道71号線から加茂川町上田東の国道429に繋がる広域農道「奥吉備街道」からチロリン村に向かうと、車両封鎖のバリケードがある。そこが徒歩スタートとなる水谷往来、本宮山の入口である。バリケードをすり抜けて左の林道を下る。約1.2kmで林道の終点に到着。さらに左岸の歩道を下り、途中で渡渉して右岸に。しばらく下って左手に地蔵様があれば、すぐに右から落ちてくる滝が見えてくる。バリケードからの所要時間は40〜50分。
上の滝に行くには、滝の右岸の急斜面を登って本滝の上まで行く。平坦な沢を100mも歩けば上の滝が見えてくる。
さらに最上流の滝まで行くには一旦右岸の斜面に戻ってさらに尾根まで登り、足跡を探し、水音を聞きながら右にトラバースする。上手くいけば滝の対岸に出られる。最上流の滝から沢を下ってみると、途中に落差5mほどの幅広のツルツル岩の滝がある。この滝壺は大きく深そうなので水に浸かる覚悟がなければ最下段まで沢を降りていくのは困難。また、斜面を下るときは10mでもいいからロープがあったほうがよい。

加茂川町の滝マップ

◆ 行動日付:2017年4月3日
徒歩開始の目印のバリケード。
バリケードを越えると二手に分かれます。左のほうへ進みます。
途中でこんな滝が落ちてきていました。
約15分で林道は終了です。林道を歩いていると左岸側に古道「水谷往来」の石垣が見えていましたが、ここから古道「水谷往来」に合流です。
唐突に現れた苔だらけの石垣。
左岸の古道、水谷往来です。
苔に覆われている山肌もあります。人の手が入っていないいい感じです。
左岸から右岸への渡渉箇所です。ピンクのテープと龍のような苔に覆われた倒木が目印。
右岸はこんな感じ、歩きやすい。
比較的新しいお地蔵様がありました。滝までは1〜2分。オリジナルのお地蔵様は、もう少し下流に進むとあるようです。
滝に到着しました。緩やかな下りなので40分で到着。復路は50分かかりました。
あと700m(約10分)進むと、旭川の湖畔に出られるようです。


最上流の滝から沢を下るとこんな滝に出会いました。さすがにこれは降りれない。
本滝の落ち口。


参考までに、バリケードから50mほどチロリン村に歩くと、左側に「水谷往来」の碑が、右側に古道の入口がある。

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