三十人ヶ仙 (津山市・鏡野町)

◆ 日 付: 2017年 5月 18日(晴れ)
◆ 標 高 / 標高差: 1172m / 590m
◆ 距 離 / 時 間: 10.4km / 5時間26分
◆ 同 行 者 : なし(単独行)

◆ 山の説明
三十人ヶ仙は津山市と鏡野町の境界上にある標高1172mの山です。南北に連なる稜線の北端に位置し、南端には天狗岩と呼ばれる大きな岩があり標高はは1196mです。天狗岩からは眺望が得られますが、それ以外は稜線も含めてあまり眺望は得られません。
山域は県有林で、高校の演習場となっています。その関係もあってかコースの半分以上は林道ですが、一般車両は進入禁止とされています。

◆ ルートとタイムチャート(MAP
県道336号線を北上し、黒木ダムを越え、倉見温泉を右手に見て北上すると、右手に勝間田高校宿舎がある。この手前から左(東方向)に林道が伸びている。この林道の手前に車を停めてここからスタートする。
長い林道を歩いて登山口を目指す。天狗岩直下の激坂を登るのはきついので、降りで利用することにし、北側の登山道入り口を目指す。稜線分岐まで来ると、稜線を伝って2〜3の小ピークを越えて三十人ヶ仙へ。Uターンして南の天狗岩へ。急斜面の登山道を下って登山口へ。そこからまた長い林道を歩いて駐車地点まで戻る。

林道入口 (9:36) ⇒ 林道分岐 (9:54) ⇒ 休憩小屋 (10:02) ⇒ 登山道口 (10:35) ⇒ 稜線分岐 (11:07) ⇒ (11:41) 三十人ヶ仙 (12:00) ⇒ 稜線分岐 (12:15) ⇒ 遠藤乢 (12:38) ⇒ (13:17) 天狗岩 (13:41) ⇒ 下山口 (13:43) ⇒ 登山道口 (14:10) ⇒ 林道分岐 (14:46) ⇒ (15:02) 林道入口

◆ 備 考
中国地方の山100選にも選ばれているこの山の名は、砂鉄を掘っていた30人の鉱夫が山崩れで生き埋めになったことに由来するといわれている。また古く江戸時代には津山藩の罪人収容地であり、津山城築城の木材はこの山域から切り出されたとも聞かされた。

稜線とその直下あたりには根曲がり竹が繁茂しているが、登山者が快適に歩けるように伐採されて道は確保されていた。しかし切られた竹は道の上に縦横無尽に放置されていて滑ることこの上ない。ボランティアで伐採されているのなら、登山者も少しは片付けたほうがいいかと思い、稜線分岐から三十人ヶ仙までの稜線上は半分くらいは片付けた。
しかし仕事で伐採されているのなら、あまりにお粗末な状態だ。庭の剪定だけして、切った枝葉を放置して作業完了とする造園屋はいないと思う。

登山口周辺にトイレはありません、黒木ダム湖畔(道路沿い)に3箇所くらい公衆トイレがあります。


9:36 舗装道沿いにある、「林道への一般車両禁止」の傍に車を停めて出発です。
この先数箇所に「進入禁止」の看板と、バリケードがあります。この場所にバリケードがないのは、どういうことなのか考えてしまいました。
9:54 約20分で林道分岐に出会います。ここは右に進みます。
9:54 三十人ヶ仙方向には、簡易的ではありますがヒモのバリケードがありました。
10:00 休憩小屋が見えてきました。それにしても日差しが強くて輝度差がありすぎて、写真が撮りにくい。
10:02 小屋はこんな感じです。
10:07 正面のヤブの中に大きな砂防ダムがありました。左を巻いて行きますが、右を巻くと直登で登れるかもしれません。
10:20 かなり高度を稼いできたような感じです。
10:35 歩き始めて60分、やっと登山道の入口に到着です。ここから稜線までは、階段がたくさんあります。そして稜線直下はそこそこ急で、早く着いて欲しいとぼやきながら登りました。
11:06 やっと、稜線分岐に到着です。歩き始めて90分です。
11:41 小さなピークを2〜3個越えて、三十人ヶ仙に到着です。頂上は開放感はあるが、決して広くはない。

稜線分岐から三十人ヶ仙頂上までの所用時間は、通常なら10分程度です。親切でなのか、根曲がり竹を切って道を確保してくれているのですが、切った竹を縦横無人に放置しているのでかなり歩きにくい。二本のストックをほうき代わりにして、できるだけ道端にどかしたり、太いものはヤブの奥のほうに投入れたりして歩いていたら、20分くらいは余計にかかったようだ。
11:41 眺望は北東方向だけ。一番左端が高鉢山、中央から右がマッコウ(三原山)方向かと思います。
12:00 一休みして、おにぎりをひとつ食って、天狗岩に向けて出発です。
12:15 稜線分岐まで戻りました。
12:16 稜線からはあまり眺望は得られない。所々気分が晴れるような場所もあった。
12:38 稜線の鞍部、古の道「遠藤乢」に到着。南北の稜線方向とは垂直に、東西方向にかすかな道がある。東の根知と西の遠藤を繋ぐ古の道の峠です。二本の大きな木が目印。
12:49 これは一体なんでしょう、文字を刻み込んだ石が転がっていた。。
12:55 オバQみたいな岩。
13:13 安直な道標だけど、結構目立ってありがたい。
13:16 天狗岩に到着!、あの岩の隙間をすり抜けると頂上。
13:17 狭い頂上はこんな感じ。
13:19 南方向の眺望はとてもよいです。左のほうには、那岐山〜滝山〜広戸仙の那岐連山、右のほうのとんがり君は角ヶ仙、それに連なる尾根が少し見えている(花知ヶ仙までは見えない)。その奥にひょっこり見えているのは泉山。報われるピークです。
13:23 なんとなく岩に登ってみると、岩の上面は谷に向けて傾いていました。平衡感覚に問題のある私は岩の上に立つどころか、見下ろすのも怖い。はいつくばって頂上方向を見下ろすのが精一杯。
13:41 後ろ髪を引かれながらも帰途につきます。

降りは、伐採された根曲がり竹が散乱した激坂でかなり滑りやすいといわれています。恐る恐るアプローチします。
13:53 こういう要領で降りれば特に問題はなさそう。これを登るのは大変だろうなと思いながら滑るように降りていった。
13:53 登り方向に向かって左側にチャレンジコースというのがあるそうだ。
13:54 ちょっと覗いてみたけど、よく分りません。深入りせずにとっとと帰りましょう。
14:12 登山口に到着です。激坂を降りてきたので、この階段の傾斜くらいではびっくりしない。
14:47 林道分岐まで(左方向から)戻ってきました。下りだから楽だけど退屈な林道歩き。
14:51 振り帰って見る車の轍が恨めしい、「特殊車両ならいいのだろうか?」と思い浮かぶ自分がちょっと情けない。
15:00 舗装路まで戻ってきた。往路は60分、復路は50分の林道歩きでした。
15:59 県道6号線のコメリの北の津山市観光協会北支部(加茂町観光協会)の駐車場より、角ヶ仙とその奥の天狗岩〜三十人ヶ仙の稜線を見上げる。

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