袴ヶ仙 (美作市)

◆ 日 付: 2017年 10月 9日(晴れ)
◆ 標 高 / 標高差: 930m / 557m
◆ 距 離 / 時 間: 8.3km / 4時間22分
◆ 同 行 者 : なし(単独行)

◆ 山の説明
袴ヶ仙は美作市(旧勝田郡勝田町)にある標高930mのどっしりした山で、西の那岐山、東の後山の間に位置します。登山ルートは西の塩木、木地山、東の宮ノ上、奥山、本谷からなど、いくつかあります。今回は一般的な宮ノ上から登頂し、北尾根の乢から奥山に降りてきました。

宮ノ上からのルートは、途中まで林道が続きその間に空滝があります。登山道に入ると、オオカミ岩、シュメール文字が刻まれていると言われる烏帽子岩などの見所があります。また頂上から北尾根に降りると、坊主乢と呼ばれる鞍部にはお地蔵様が祭られています。東西の交通の峠の見守り地蔵には、文化7年(1810年)と刻み込まれています。

袴ヶ仙の案内(東谷上登山口) 

◆ ルートとタイムチャート(MAP
宮ノ上集落から入山してしばらく林道を歩く。空(カラ)滝を確認し、林道終点に到着。登山道はここから始まる。道標が設置されているので、頂上まで道に迷うことはないだろう。
頂上からは北の尾根を降りて坊主乢と呼ばれる鞍部から、東面の杣道をトラバースして作業に出て奥山集落に降りてきた。この作業道は、キャタピラーの車輌でないと走破できないだろう。

宮ノ上登山口 (10:08) ⇒ (10:40) 空滝 (10:48) ⇒ 林道終点 (11:03) ⇒ ちょっと一休み (11:16) ⇒ オオカミ岩 (11:30) ⇒ カエル岩 (11:50) ⇒ (12:12)烏帽子岩 (12:30) ⇒ (12:42) 袴ヶ仙 (13:03) ⇒ 坊主乢 (13:26) ⇒ 奥山集落 (14:16) ⇒ (14:29) 宮ノ上登山口

◆ 備 考
車を置ける場所は道路わきなどあちこちにあるが、東谷上高齢者ふれあいホーム「袴山荘」の駐車場をお借りするのがいいだろう。
山の麓から山腹にはイノシシ、シカ、クマなど野生の動物がたくさんいるので注意が必要。


登山口に着くまでに、何枚もあった熊に対する注意勧告。
宮ノ上集落から見上げた袴ヶ仙の標高差は500m強。見た感じでは、いつもの熊山に似たような印象なので自信を持って登れそうだ。
10:08 宮ノ上にある案内板、登山口は左斜めに入っていく。周回コースで歩くなら、この辺りに駐車するのがいいだろう。ピストンなら、もう少し先の未舗装路まで進んでもいいかもしれません。
10:14 山頂に向け左に入ると、オフロードになる。ちなみに、帰りはこの舗装路の前方からこの場所へ戻ってきた。
10:31 林道はこんな感じ、車でも十分入って行ける。
10:40 空(カラ)滝の手前、地元の方が作業をされていた。
10:44 以前はあった「カラ滝」のプラカードが紛失していた。滝は右岸から30mほど入っていくと見ることができる渓流瀑。
11:03 林道終点、ここから本格的な登山道。スタート地点からここまで歩いて正味45分くらいかかっているが、車で登ってくることは考えないほうがよいと思う。
11:05 登山道に入ると目立つ道標が随所に設置されている。道に迷う可能性は低いと思うが、湿気のある樹林帯なので日差しが入らず多少心細い山歩きとなる。
11:14 呼称があってもよさそうな苔生した丸い岩。
11:16 「ちょっとひと休み」の案内板。ここまで少々辛い山道歩きなのでいいタイミング。
11:17 ふと足元に視線を落とすと、おいおい、ニョロ君が先に休憩中。それもマムーシ!、鎌首を持ち上げていないので臨戦態勢ではないようだけど、疲れは一気に吹き飛んで一目散に登ることにした。
11:18 見通しの効く迷う余地のない谷道にも案内板がいっぱい。
11:30 オオカミ(狼)岩に到着。左向きのイノシシにも見える。
11:30 角度を変えると、ゴリラのようにも見えるぞ。
11:39 尾根道に出た。かなり疲れた。
11:47 はいはい、登りますよ。でも、足が重い。
11:50 これがカエル岩か、カッパかと思った。
12:06 案内の矢印は、やや下方に続くトラバース道を指している。標高を下げるのはおもしろく無いと思って辺りの様子を観察すると、右上方には烏帽子岩のある尾根らしき雰囲気がある。矢印に反して一気に右上に向けて斜面をよじ登った。
12:12 尾根に出ると一気に開けた。目の前には烏帽子岩があった。
12:12 これが烏帽子岩、四段の黒団子みたいだ。
12:13 岩の隙間に「塩した神社」の社がありました。
12:22 ゴジラの背中に見えないこともないなぁと思いながら、座り心地のよい平らな岩があったので、ザックを下ろしてここでパンをかじることにした。
12:42 袴ヶ仙の頂上に到着しました。思いのほか疲れました。
12:43 標高は930mです。眺望はよいです。
12:47 東を見ると、右奥に「美作富士」とも呼ばれる綺麗な形の日名倉山が見えます。中腹にベルピール自然公園の「リュバンベールの鐘」が確認できました。その左(北)には後山が聳えています。
13:02 西側にどっしりと見えるのは那岐山。こうしてみると、那岐山はやっぱり立派な山塊です。
13:04 山頂をあとに、北の尾根を降ります。
13:09 傾斜も急ですし、頂上直下はルートが不明瞭です。
13:16 尾根を正しくトレースすれば明瞭な道になります。傾斜はさらに急になり、振り返ると戻ることは諦めるに十分です。
13:26 鞍部の峠(坊主乢)に着きました。左前方にトラバースしながら降りると西の木地山集落へ、右前方にトラバースして進むと、作業道を利用して東の奥山・宮ノ上集落へ降りて行けます。直進すれば、ひと山登って中電の鉄塔から本谷集落に降りて行けますが、遠回りです。時計と体力と相談して、直進せず、ここから東に降りることにしました。
13:35 左端のほうに杣道のようなトラバース道がありますが、比較的分りにくいです。
13:38 10分もかからず作業道に出ました。
13:58 途中から沢の音が聞こえてきます。
14:16 舗装路に出てきました。
14:21 秋の田舎の風景です。出発地点の案内板の前には 14:29 に到着しました。

標高差や距離の割には疲れました。イノシカクマを気にしながらの単独行動は、精神的にも疲れを増長させるのでしょう。

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