正木山 (総社市)

◆ 日 付: 2017年 2月 3日(晴れ)
◆ 距 離 / 時 間: 14.1km / 5時間 31分
◆ 同 行 者  : なし(単独行)

◆ 山の説明
正木山は総社市にある標高381mの山です。山域一帯は多くの神社と古墳があり、それらを散策するにはよいルートである。道は全線整備されており、途中林道(車道)も入り込んできているので、山登りというよりもハイキングコースといえるだろう。
いくつかある展望台やビューポイントからは、遠く水島工業地帯、さらに四国の山を望む事もできる。また毎年春先には、トレイルランの大会が開催されている。

荒平山城址の説明一丁ぐろ古墳群由緒散策コース案内図麻佐岐神社磐座 配石図麻佐岐神社の由緒

◆ ルートとタイムチャート(MAP
今回は、高梁川西岸の石畳神社から登りはじめ、城山、古墳群の尾根を通って正木山山頂へ。ビューポイントを経由して大野集落へ。ここから鍵山山頂へ登頂した後、鉄塔管理道を利用して山ノ端集落へ下山した。

石畳神社P (11:37) ⇒ (11:44) 石畳神社ご神体 (11:47) ⇒ (11:54) パノラマ展望台 (12:10) ⇒ (12:21) 城山 (12:24) ⇒ 茶臼嶽古墳 (12:35) ⇒ 金比羅神社 (12:38) ⇒ 一丁ぐろ古墳 (12:55) ⇒ サントアピ登山口 (13:09) ⇒ 麻佐岐神社 (13:59) ⇒ 正木山頂上 (14:04) ⇒ (14:12) ビューポイント (14:24) ⇒ シャクナゲ園 (14:49) ⇒ 鍵山頂上 (15:47) ⇒ 山ノ端登山口 (16:42) ⇒ (17:08) 石畳神社P

◆ 備 考
今回のルートは、古墳と神社がやたらと多かった。ハイカーは、道標の「麻佐岐神社」は「正木山山頂」と読み替えたほうがわかりやすいだろう。また予想以上に距離があって、想定した時間を大きく超過してしまった。

石畳神社から大野集落までの道は非常に整備が行き届いている。途中には整備用の車が通れるような林道もあって問題なく歩ける。麻佐岐神社、金刀比羅神社へは車で登る事が可能。
大野集落から鍵山頂上までは、一般的な森の中の山道。鍵山頂上から山ノ端集落まではほとんどが鉄塔管理道なので、管理道歩きの経験があるほうが望ましい。
北の送電線ラインと南の送電線ラインの間には道がなくヤブと林の中を強行突破。大谷集落を目指していたが、明瞭な道を選択して進むと山ノ端集落に下山できた。
ヤブコギを避けて北の送電線ラインを北東へたどり、五軒屋集落に到達するルートもあるようだ。


11:35 JR豪渓駅の川向にある石畳神社の駐車場に車を停めてスタートです。行き止まりの旧道も含めて8台位は停められそうなスペースです
11:42 石畳神社の階段を登るとすぐに分岐に出会います。右に行くと「ご神体」があるということですので寄ってみましょう。
11:45 この岩が「ご神体」のようです。上のほうはコンクリートで固められて落石はないように安全確保されています。眼下には豪渓大橋が見えています。
11:54 ほどなく東屋に出会います。パノラマ展望台と呼ばれる東屋です。
11:54 パノラマ展望台から北方向、高梁川沿いの日名、美袋方面です。
11:55 パノラマ展望台の直下です。真下にはトンネルが通っています。
11:55 パノラマ展望台から南方向、高梁川を越えた先に総社の町、そして福山が聳えている様子を望めます。
12:21 更に登っていくと城山の展望台に到着しました。この東屋の中には「荒平山城址」の案内板が掲げられていました。
この東屋のすぐ東側には、自然に同化した、それでいて小奇麗なトイレがありました。
12:36 更に歩いていくと、茶臼嶽古墳に到着しました。このあたりには古墳や史跡がたくさんあって、それらを楽しみながら散策する事ができるようです。たいした興味はない上に散策が目的ではないので、どこが古墳か史跡かよくわからないまま適当に撮影して先に進みました。
12:39 金刀比羅神社です。東からアプローチすると、神社の裏に出てくることになります。このあたりも、いろいろと案内板や石仏がたくさんあって、どれがどれやらよくわかりません。神社の東にはわかりやすい簡易トイレがありました。
12:49 いきなり現れた正木山への道標。登山道となっていますが、遊歩道と受け止めるといいでしょう。このあたりは遊歩道と車道が入りくんでいます。先の金刀比羅宮にも車でベタ付けできます。

正木山登山道を進むとすぐに三叉路に出会います。西:麻佐岐神社、東:金刀比羅神社となっています。私は「一丁ぐら古墳」へ進みました。このとき、麻佐岐神社=正木山山頂 というのがわかっていたら、そちらへ進んでいたでしょう(古墳群をショートカットできます)。
12:54 一丁ぐら古墳に到着しました。由緒や事情はよくわかりませんが、真っ二つに割れた石碑がありました。
12:55 同じ場所から、石碑の気持ちになって南方面を見下ろして見ました。石碑の由緒はわかりません。
12:58 一丁ぐら古墳から先は、トラロープが張られた道を歩いてサントアピ方向に進みます(微妙に遠回りです)。古墳の上から西に進む近道がないか探しましたが、よくわからない。探し続けるほうが遠回りだと納得し、素直にトラロープの誘導に従います。

一丁ぐら古墳を経由しないで、古墳の北側をショートカットするルートはあるようです。東からアプローチしてくると、途中に「麻佐岐神社」と「一丁ぐら古墳」と「金刀比羅神社」の分岐があります。私は一丁ぐら古墳方向に進みましたが、麻佐岐神社方向に進むと近道になるようです。麻佐岐神社=正木山山頂と解釈すればよいです。

13:08 サントアピから登ってきた道(車道)に合流しました。ここにある立派な「秦の郷 散策コースの案内板」は、ほかにも三箇所くらいで見たような気がします。実際に歩いてみると、案内板だけでなく道の整備なども含め、秦地区自治会連合会の力の入りようを感じ取る事ができました。
13:27 道なりに車道を歩いていくと、正木山(麻佐岐神社)への歩道の案内があります。特筆することはなく、素直に歩いていけばOKです。
13:51 歩いてきた道を振り返ってみました。これ以上はないだろうというくらい整備されています。安心して歩けますが、反面おもしろ味はないです。
13:54 麻佐岐神社への参道でしょうか、石畳の道になって来ました。ここまで来ると神社はもうすぐです。
13:58 鳥居が目に入って来ました、しかしそれよりも大きな反射板がででぇ〜んと聳えているじゃないですか。風情のある散策路が、いくら整備してもらっても、これじゃ台無しでございます。
13:58 建替えられたらしい麻佐岐神社の拝殿です。神社としては吉備の国最古(西暦377年)の創建ということです。
13:59 ちょっと覗いてみると、おお、石猫と目があってしまいました。君は尾道から来たのかな?
14:01 拝殿の裏にあるのはご神体の岩ということです。西大寺の亀岩神社のような感じ。
14:04 麻佐岐神社の50mほど先に正木山の山頂(三角点)がありました。
14:05 正木山の山頂はこんな感じです。
14:10 正木山から神社まで戻って先に進むとすぐにビューポイントにいざなわれます。2〜3分で到着できます。
14:14 南方向、遠く遥照山、水島工業地帯、そして四国の山まで望めます。確認は出来なかったですが、たぶん瀬戸大橋とか石鎚まで見えるのではないでしょうか。
14:22 ふもとの集落から、清音、倉敷が見えています。東には、四国の山まで望む事ができます。ファミリーハイキングには適当な展望台でしょう。
14:23 こんな感じの広々とした展望台です。

ここまでほとんど休憩なしでしたので、少々休憩してエネルギー補給をして大野集落を目指して出発しました。

14:49 4WDなら走れるようなオフロードを歩いていくと、シャクナゲ園の案内がありました。
ついでに桜並木というのがどういうものか見物しに行きました。生まれも育ちも総社市の愚妻は聞いたこともないと不届き千万なことを申しますが、大野の桜並木はそこそこ有名と聞きます。
14:51 この坂を越えたところの車道沿いに桜並木が約 1km 続いているということです。左へ入る道がみえますが、これを進むと鍵山へ行けます。
14:54 坂を越えると、眼下にはため池、そして総社の街、それを超えて岡山市まで望む事ができます。個人的にはこんな光景は好きです。
14:56 こちらが桜並木の一部です。これが 1km 続くと壮観でしょうね。このままこの車道を歩いて戻ってもよかったのですが、ついでなので鍵山経由で戻ることにしました。
15:06 坂の上まで戻って、鍵山に向かいますと立派な神社に出会います。石造りの常夜灯も立派ですが、こんなに綺麗に整備された神社は気持ちがいいです。
15:06 神社の向かいにはトタン張りの小さな小屋がありましたのでちょっと覗いて見ました。なんと石地蔵さんが整然と並べられていました。随所から几帳面さが伝わってきます。
15:46 きつい登りもなく、特に問題なく鍵山に到着しました。神社を後にしてからは展望の利かない森の中の道ですが、しっかりしているので迷うような道ではありません。
15:51 頂上はこんな感じ。撮影だけしてそそくさと帰途につきます。地形図に記載されている大谷集落へのルートで下山する予定です。
15:57 よのなか予定通りには行かないのは珍しくありませんが、今回もえらい目に会いました。

鍵山には中国電力の送電線が2ライン走っています。鍵山山頂から下山を開始して、北側の送電ラインの鉄塔までは特に問題ありません。問題はここからです。地形図に記載されている南の送電線ラインに通じる道を探せません。目の前はご覧のとおりの大ヤブです。写真の右奥には、辛うじて目的地である南の送電線ラインの鉄塔が見えています。

北側の送電線に沿った東西への管理道は確認できましたので、少し歩いてみました。地形図には記載されていない道なので、どこに繋がっているか分かりませんが、管理道はあるようです。

16:02 北の送電線ラインを見上げて思案しています。

ここで選択肢は三つ、
1.北の送電線ラインに沿って東北方向に進み、五軒屋集落を目指す
2.北の送電線ラインに沿って南西方向に進み、大野集落の麓を目指す
3.目の前のヤブを強行突破して、南の送電線ラインの鉄塔を目指す

ヤブの尾根は比較的傾斜が緩いようなので、当初の予定通り南の送電線ラインの鉄塔を目指してヤブに突入することにしました。マップとコンパス(実際には iPhone/FieldAccess)を頼りに密度の低い林の中を歩いて行くと、南の送電線ラインに到着できました。こちらのラインにも思ったとおり管理道がありましたので、距離的に有利な大谷集落を目指してそそくさと出発です。

16:18 管理道の道はこんな感じです。連続する倒木くらいまあ大目に見ましょう。
16:22 このくらいの水溜りも大目に見ましょう。これはたぶん夜中に動物が集まるところでしょう。

水溜りの先でまたもや問題発生です。大谷集落へ繋がる道があると信じていたのですが、どうもそれらしい道を探せません。位置的にはここら辺りかと思われるポイントに、踏み後程度の分岐を見つけました。様子を伺うと、ロープを出したくなる程度の急斜面&軽いヤブです。道とはいえない、踏みあと程度です。これがこの先標高差100m近くも続くかと思うとあまり気乗りがしません。時計とは相談しましたが、多少距離は長くなっても最も明瞭な道を進むことにしました。

16:26 下山の途中、眺望が開けました。高梁川と豪渓大橋、そして入山した石畳神社のご神体も見えています。なんとか明るいうちに下山できるだろうとホッとしました。
16:42 最後は沢沿いのがれ場を通り、お墓のそばを通り、やっと山ノ端登山口(鉄塔管理道の入口)に到着する事ができました。このあとは車を停めた石畳神社の駐車場へ歩いて向かいます。
17:06 歩いて車に向うとトンネルがありました。石畳神社のご神体の真下です。これを抜けると駐車場は目の前です。

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