愛宕山〜論山 (和気町・赤磐市)

◆ 日 付: 2017年 3月 10日(晴れ)
◆ 距 離 / 時 間: 11.7km / 6時間 36分
◆ 同 行 者  : なし(単独行)

◆ 山の説明
愛宕山は4等三角点のある標高242mの山で、尾根筋が東西に広がっています。
論山は標高319mの山です。山頂付近には眺望の得られるポイントはありますが、論山山頂からは眺望は得られません。名前の由来は、どこの行政区に属するかということでかなりの議論になったということだといわれています。論山へのルートは東西南北、ざっくり4つのルートがありますが、どこから行っても急登とシダのヤブを避けることは出来ないと考えておいたほうがいいでしょう。

◆ ルートとタイムチャート(MAP
今回は、和気福富から愛宕山を縦走して熊山奥吉原に降りる。南の妙見尾根を登り返して論山山頂へ。和気方向へ降り、途中の鞍部の分岐から北東尾根を歩いて和気大中山に降りてきた。

和気駅前駐車場 (11:50) ⇒ 愛宕山登山口 (12:10) ⇒ (12:35) 愛宕山展望岩 (12:41) ⇒ 愛宕山山頂 (13:36) ⇒ 愛宕山下山口 (14:16) ⇒ 妙見尾根登山口 (14:29) ⇒ 論山展望岩 (16:24) ⇒ 論山山頂 (16:33) ⇒ 北東尾根分岐 (16:49) ⇒ 北東尾根展望岩(17:19) ⇒ 北東尾根下山口 (17:51) ⇒ (18:35) 和気駅前駐車場

◆ 備 考
JR和気駅前の駐車場は、24時間100円で利用できます。

愛宕山へのルートはピーク215の展望岩までは明瞭だが、これを過ぎるとやや不明瞭になる。一部ひざ下までのシダヤブもある。直進すると崖になるので、間違えないよう北へルートをとる。下りになるとどれが本ルートか分りにくくなるので位置を確認しながら、手前の谷筋を南に降りること。

妙見尾根のルートは全線明瞭で、少なくとも道が分らなくなることはない。論山手前の展望岩手前はやや急登(論山へのルートでは一番歩きやすい)。展望岩は絶景だが、絶壁なので注意が必要。

論山から北東尾根の分岐までは、急坂に加え両脇からシダが迫ってきている。足の置き場が十分見えているのでさほど危険はない。
北東尾根は、全線足の置き場(路面)が見えないシダヤブ(深いところは胸まで)か、岩場しかない。シダが覆いかぶさっている岩場では、いきなり段差があることもあって危険。でも足場が見えている岩場は正直ホッとする。降りきる手前ではトゲトゲの植物に絡まれるので、注意すること。ズボンの上から足の10箇所の引っ掻き傷を負った。


11:50 遅くなったのですが、JR和気駅前駐車場を出発します。24時間100円で利用できます(熊山駅前は無料ですが駅まで少し距離があります)。
12:07 カーブミラーのところを左に入ります。ガセ情報を掴まされて、ちょっと時間を食ってしまった。
12:10 正面に神社のようなものがあります。ここを左に曲がり、フェンスを越えて尾根筋を進みます。なぜか一旦谷筋に入ってしまってえらい目に会いました。
12:35 見晴台に到着。山陽高速道を含め、東方面の眺望が得られます。
ピーク215直前では、下方から順に「見晴台」「祠」「展望岩」と連続して現れます。
12:38 祠です。何を祭っているのかは不明、失礼して右側を直登すると展望岩です。
12:39 展望岩より北方向。吉井川、和気大橋、国道374号、旧片上鉄道線路跡、和気アルプスの西壁、よい眺望です。
12:39 上の写真の東側(パノラマ撮影失敗)、和気富士から和気アルプスが一望できます。山の手前の川は金剛川。駅前に停めた自分の車も見えてます。
12:45 このようなシダのヤブは長くは続きませんが、展望岩を過ぎると、道は少々不明瞭になり、見所もなくなります。
13:02 和気−熊山広域農免道路と熊山大正池。
13:36 愛宕山山頂の4等三角点。ログマップではルートを間違えているように見えますが、地形図には道が記載されているので興味本位で直進してみました。崖とヤブで、装備なしではムリだと納得しました。時間の無駄でした。
13:39 これから歩いていく西方向です。右手に吉井川が流れています。
14:16 奥吉原の和田集落へ降りてきました。どうやら谷筋をたどってもう少し手前(東側)のお墓のところに降りてくるのが正解のようですが、尾根筋に固執しすぎて、無理やり降りてきたのはこんなところでした。
14:29 予定より30分遅れです、ルート変更しようかと思いましたが、まだ大丈夫だろうと妙見尾根ルートの登り口のフェンスの前まで来ました。
14:35 妙見様です。左側を登って登山道(鉄塔管理道)に戻ります。
14:47 途中で見えた奥吉原。山沿いの道は、熊山山頂に続く車道です。
15:04 山の中を東西に突っ切る山陽高速道路と、その下をくぐり、削られた山肌をトラバースしていく広域農免道。削られた山肌の左上に見えている左から二番目のピークが展望岩、三つ目が目指している論山。右手前に写っているのは大内池。右上の山は、万願寺山。
15:24 JRの送電線用23番鉄塔。位置的には、山陽高速道路のトンネルのほぼ真上になります。
16:06 山沿いを縫うように走る山陽高速道路。見えている池は稲坪池。
16:10 妙見尾根ルート中、最も酷い場所でこのくらい(私はシダが苦手です)。
16:14 論山北東尾根、元気があれば論山からの帰りに縦走する予定。
16:16 論山への急登が始まりました。論山へのルートはいくつかありますが、どこも急登です。こちらからのルートはまだ緩いほうです。
16:18 展望岩につきました。ちょっと一休み。このあたりは、別名「シャリバテ平」とも呼ばれるそうです。
16:23 西方面、真ん中の池は大内池。右側の尾根を登ってきた。
16:23 北方面、吉井川と田原の堰、右奥には大芦高原が連なっています。手前の尾根は愛宕山ピーク232の尾根。
16:23 和気富士から繋がる和気アルプス、白岩様のあたりまで写っています。
16:24 岩の上から覗きこむとこんな感じ、これが限界。落ちたら死にます、たぶん。
16:33 論山到着。1年ぶり二度目。
16:34 山頂はこんな感じ、三角点はありますが眺望はありません。急いで降ります。
16:41 これから向かう予定の論山北東尾根。
16:49 両脇からシダが迫る激坂を下って、鞍部の分岐まで降りてきました。分岐は四叉路になっていて、論山方面、和気福富方面のほか、論山の南をトラバースする熊山への旧中山参道、そして北東尾根の取り付きとなります。
16:49 右上が北東尾根への取り付き。時間的に無理があれば素直に左下の福富に降るべき。
福富に降りるルートは一度歩いているのでだいたいの見当はつく(陽のあたらない薄暗い谷ルートで心細い)。北東尾根コースの道はよくないというが、岩場なら何とか、でも行って見なけりゃ分らない。日没の18時7分までざっくり1時間20分、正味1時間弱、最後の判断ポイント。行くことにしました。
15:53 モノの数分でシダのヤブ、話が違う、岩場じゃないのか。急登は我慢できるが、シダヤブはダニもいるので苦手。
16:55 一番手前のピークから和気の町と和気アルプスの眺望、のんびりしていられないので先を急ぐ。
17:10 どこを歩いていいのかさっぱり分らない、こともないが中央突破。尾根の8割はずっとこんな感じ。深いところでは胸まで。とにかく足の置き場が見えないのが一番困る。その次が、シダの雰囲気、気色悪くてとにかく苦手。
17:12 たぶん展望岩からの眺望。もういい加減見飽きてきた感じ。
17:16 南東の畳谷方面。広域農免道路のスタート地点あたり。あの道からこの尾根を見上げるとかなりの岩場に見えるので、岩の尾根を想定してやってきたのに、ほとんどはシダの大ヤブです。分っていたらこなかった。。
17:19 ピーク267より、東方面の山陽高速道路。見えている池は稲坪池。
17:19 眼下に和気インターチェンジ。尾根の東端まで来たので、あとは降るだけ。
17:23 多少の岩場を降りると、またもやシダの大ヤブ。ルートに間違いはないと背中を押す青リボンが恨めしい、この先しばらくこの状態。たまに岩場に出くわすと安堵する。足の置き場が見えるだけ、岩場のほうが安心できる。
降りの後半は、シダの勢いは弱まるものの傾斜はかなり急で踏ん張る足がつりそうになった。立木につかまって降りていくのですが、こんなに踏ん張れない坂も珍しい。なんとか降りきってきたかと思うところで、今度は胸近くまでのトゲトゲの藪に絡まれてしまいました。力づくで強行突破しようとするものだから、ズボンの上からネコの爪のような引っ掻き傷を十箇所以上つけられました。ズボンとウィンドブレーカーは悲惨な状態に。シダよりもっと酷いヤブがあったとは、同時にシダのヤブには多少慣れたかと思うものの、二度と来たくありません、もうこりごりです。
17:49 出口が見えてホッとした瞬間。
17:51 獣避けのフェンス、これを越えるとあとは車道を歩くだけ。
18:11 陽は落ちました、正面には愛宕山のピーク215が見えてきました。この後、こんなフラットな道で両足の内腿が痙攣してしばらく動けなくなりました。こんなの初めてです。

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