万願寺山〜熊山〜段谷 (赤磐市)

◆ 日 付: 2017年 3月 16日(晴れ)
◆ 距 離 / 時 間: 14.8km / 6時間14分
◆ 同 行 者  : なし(単独行)

◆ 山の説明
万願寺山は標高264mの低山ですが、綺麗な山容で南側のルートは急斜面です。真下を山陽高速道路のトンネルが貫通してします。熊山の最高標高は熊山神社の509mで、三角点のある地点の標高は507mとされています。
このふたつのピークはかなり離れているので、連続して歩く人は少ないでしょう。

◆ ルートとタイムチャート(MAP
未踏ルートを歩く目的で、万願寺から万願寺山へ、剣抜峠を経由して剣抜尾根を歩いて「熊山〜論山ルート」に合流。その後熊山神社によって段谷コースを降りてきた。

万願寺山登山口 (10:38) ⇒ 万願寺山 (11:35) ⇒ 剣抜峠 (11:52) ⇒ (12:25) 剣抜尾根第二ピーク (12:34) ⇒ 熊山〜論山コース出会 (13:16) ⇒ 大滝林道出会・防火林道始点 (13:35) ⇒ (14:05) 熊山神社 (14:13) ⇒ 段谷分岐 (14:26) ⇒ 段谷分岐 (14:29) ⇒ 段谷P(15:54) ⇒ 熊山駅前 (16:22) ⇒ (16:51) 万願寺山登山口

◆ 備 考
駐車場について、何度か下見はしているが万願寺周辺には車を停めておく適当な場所を探せなかった。距離は2kmくらいあるが、熊山駅東の土手下の駐車場を利用するのがよいだろう。今回はそのJR熊山駅東の駐車場が満車だったため、奥吉原で相談すると幸いにも私有地に車を停めさせてもらう事ができた。

万願寺山から剣抜峠への下りは細心の注意を払うべきである。熊山界隈では三本の指には入るであろう急傾斜。剣抜峠を越えた剣抜尾根は、ルートの1/3が酷いシダヤブとの情報があるが、かなり刈り払われていて足の置き場が見えないような箇所はなかったので助かった。

段谷ルートは難易度が高い沢コースとされていますが、基本的には沢沿いを歩くという基本を知っておけば、随所に赤テープがあるし、渡渉箇所には補助ロープが張られている場所もあるので、ルートをロストすることはないでしょう。また、段谷にはいくつかの小滝があるということでしたが、大きな岩で埋め尽くされていて鑑賞できる滝はないように見受けられました。滝よりも苔の美しさが目を引きます。また、季節によってはマムシ・ダニへの注意が必要のようです。


10:38 万願寺へのルートはこのフェンスを越えるところから始まります。右側から開きますので、開けたあとは確実に閉門しておきましょう。
10:43 万願寺へはすぐに到着します。反対側のお稲荷さんの脇から入山します。
実は熊山奥吉原の万願寺というのは、旧熊山町出身の祖母に連れられて何回来たか分らないほど参詣しています。昭和40年前後の話ではありますが、10〜20回そこらではないはずです。残念ながらこの写真から当時に思いを馳せることは困難でした。
10:56 少し登ると奥吉原の集落を俯瞰する事ができます。
11:13 ピークの手前の岩登りです。よじ登ります、左に巻き道もあります。
11:15 山の中を突っ切る山陽高速道を俯瞰できます。奥の山沿いの道は熊山に繋がる車道です。
11:24 頂上手前、今度は北方向の展望も開けてきました。奥に吉井川、手前には広域農道を確認できます。
11:35 万願寺山山頂に到着しました。この山は、下から見上げるととんがり系の綺麗な山容の山です。
11:38 南東に、論山北西尾根の山肌を派手に削って通した広域農道が見えます。トンネルの左上が論山です。舗装道路の右側に未舗装の旧道が見えます。熊山から中山峠を越えて和気中山に繋がる旧道です。
11:44 一息ついたらそそくさと下山します。すぐに激下りが始まります。のっけから急斜面です、後ろを向いて降りていかないと危ないです。このくらいの傾斜なら、エイトカンを使って懸垂下降して行きたいくらいです。途中、ロープを張ってくれていますが、あまりアテにしないほうがいいでしょう。
11:52 10分くらいで剣抜峠まで降りてきました。これから剣抜尾根に向かいます。
11:57 こんな感じのシダの茂った登りが続きます。シダヤブと聞いていたのでそれなりの覚悟をしていましたが、幸いに路面(足の置き場)は十分見えていますので取り立てて嫌な思いをする事もなく登って行く事ができました。
12:14 位置は失念していますが、途中にあった名前がついていてもよさそうな特徴的な岩。
12:25 たぶん第二ピークの手前あたり。
12:34 第二ピーク、ちょっと休憩してエネルギー補給して出発します。
12:38 またシダのお出ましです。刈り払ってもらっているからいいようなものの、背丈以上のシダです。
12:52 突然開けた道になったりもします。
12:59 またまたシダです、膝くらいまでです。辛うじて路面が見えているので、このくらいならまあ何とか。でも気色悪いのでシダヤブはやっぱり苦手です。
13:16 熊山〜論山ルートとの出会、ここから西に向けて熊山までは歩き慣れた道です。
13:35 備前(香登)から登ってくる車道(大滝林道)に合流しました。ここは車を数台停める事ができます。また、防火林道の始点にもなっています。

ここからは、尺八山を越えていくルートと、舗装された車道をひたすら歩くルートと二つあります。登るのがいやなので、車道を歩きます。
13:59 熊山山頂の駐車場に到着しました。分岐から45分でした。このまま下山してもいいのですが、せっかくだから熊山神社に寄っていくことにします。熊山神社の標高は509mで、実質的な熊山山頂と認識しています。
14:01 熊山神社、熊山遺跡、展望台へ続く道の入口にある案内板の数々。
14:05 熊山神社に到着。少々休憩して下山開始です。
14:26 熊山駅前最短コースから段谷コースへの分岐点。以前は案内板があったようですが、今はリボン以外何もありません。雪も降らないのに、なよっとしている松の木が目印です。こうしてみると熊山駅からのルートはいかに整備されているかよく分ります。
14:29 すぐにT字路に出会います。ここは右に折れて段谷を下っていきます。段谷から登ってくると、左が熊山駅前コースに、右は弓削コースや南崖に出る事ができます。
14:59 落差もないし、水量もなかった。
15:11 谷は大きな岩で埋め尽くされています。大岩ゴロゴロ数珠繋ぎ、これはこれで奇妙な光景。
15:12 渡渉する場所には補助ロープが張られていたりします。
15:13 なんと言っていいのやら。
15:19 苔はなかなかいい感じです。
15:25 滝というにはちょっと、かな。
15:29 苔はよい。迂闊に踏むと大滑りしますから注意。
15:32 むき出しの地層もよい。
15:50 丸太橋を渡ると、谷を降りきったようなものです。
15:54 段谷コースの始点ともいえる場所。車も数台停めることができますが、ピストン往復以外でここに置くのはどうかとも思います。
16:12 高速道路の下をくぐり、白稜高校のそばを通って大谷八幡宮の前まで降りてきた。
16:13 山陽本線の上にかかる大谷跨線橋を、振り返って撮影。
16:18 熊山駅前西の駐車場まで戻ってきた。ここから奥吉原まではまだまだ遠い。
16:22 JR山陽本線熊山駅の前を通過。
16:51 スタート地点、奥吉原の万願寺まで戻ってきました。段谷の駐車場から約60分でした。
熊山登山詳細図に紹介されている55コースのうち、33コースを歩きました。自分としてはこれで一区切りつけようかと思います。最も難儀したのは、論山北東尾根ルートでした。

北斜面から登る谷ルート、西から段谷、保々呂谷、奥吉原本谷、三本とも歩いてみた感想は、冬場ということもあってか難コースはないです。どうも沢ルートは印象よりも大げさに紹介されているような気がします。渡渉箇所についても、前に進めなかったら対岸に渡るだけの話で、地図に書き込むほどのことでは無いと思います。自分にとってはシダヤブのほうがよっぽど避けたい事で、慣れるようになるとは思えません。

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